中国世界遺産の旅55 その13

中国世界遺産の旅55 その13

 

現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。

今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!

 

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37.三清山国立公園

 

 三清山国立公園は中華人民共和国江西省の北東、浙江省と接する辺りに位置し、

 観光地区の総面積は約756k㎡と広大です。

 山に三つの峰、玉清境、上清境、太清境は三清との名声を得ました。

 古代ではこの地で「不老不死の薬」が作られていたとの言い伝えがあります。

 また、三清山国立公園は、地下深くでマグマが冷え固まった花崗岩が、

 地殻変動で隆起して誕生した山岳地帯です。

 

38.五台山

 

 五台山は、四川省峨眉山安徽省九華山浙江省普陀山とともに、

 中国四大仏教名山の一つに数えられています。

 五台山の起源は4世紀で、そこから19世紀までの間で北魏、唐、宋、元など

 7つ王朝の寺院が建てられました。

 また五台山は仏教とラマ教の二つの宗教を備える中国唯一の場所で、

 中国のみならずチベット族やモンゴルの少数民族からも崇められています。 

 

39.天地之中歴史建築群

 

 

 天地之中歴史建築群は、中国河南省鄭州登封市にある、

 8箇所11物件で構成される建築群です。

 日本で有名な少林寺拳法の寺、少林寺建築群もこの天地之中歴史建築群の

 中にあります。

 中国は中華思想に基づき自らを天地の中心に置いていて、

 その中でも中心に位置するとされたのが中原で、

 古代の為政者はここに都を置いていたと言われています。

 

その14に続きます!

中国世界遺産の旅55 その12

中国世界遺産の旅55 その12

 

現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。

今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!

 

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34.中国南方カルスト

 

 中国南方カルストは3億年前から50万年前に形成されたカルスト地形です。

 2億7千万年前は海に沈んでいたエリアが、

 ヒマラヤ山脈の隆起に伴って陸地となり、数千万年の間、

 風雨にさらされたことによって、石林の地形がつくられました

 その地形は自然が作ったとは思えない不思議かつ芸術的な造形で、

 人気があります。

 

35.開平楼閣と村落

 

 開平楼閣と村落は中華人民共和国広東省開平に位置する、

 ディアオロウという高層の楼閣で著名な村落群です。

 周りは田んぼだらけなのですが、田んぼのど真ん中には、

 マンションが建っているちょっと変わった風景な村落なのですが、

 昔の中国では盗賊や・馬賊が多くいたため、

 盗賊・馬賊への対策として、開平にマンションを立てたそうです。

 

36.福建土楼

 

 福建土楼は中国福建省南部にある建築物です。

 昔は北方からの移民、ハッカが一族で居住する「土楼」といわれる集合住宅でした。

 土楼は単に雨露をしのぎ外敵を防御するだけでなく、 

 共同体の結束を強める役割も担ってきました。

 また建築に使っているのは、土や石、わらなどの自然素材のみを使い、

 太陽エネルギーで固める版築工法で造られた地球に優しい建物です。

 

 

その13に続きます!

中国世界遺産の旅55 その11

中国世界遺産の旅55 その11

 

現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。

今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!

 

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31.マカオ歴史地区

 

 マカオは16世紀に東西貿易の中継地として、

 またキリスト宣教の東アジアにおける拠点として繁栄しました。

 明の時代から約450年にわたってポルトガルの影響下にあり、

 1999年に中国に返還され特別行政区となりました。

 マカオは東西文化の共存、同化などを知ることができるところです。

 

32.殷墟

 

 殷墟は、中華人民共和国河南省安陽市の北西にある小屯村一帯に位置し、

 世界的に有名な中国殷王朝後期の遺跡です。

 また、文献や資料によって都だったと実証されている遺跡としては

 中国最古のもので、古代中国の文化や工芸とともに青銅器時代の繁栄を伝えています。

 殷墟からは様々な歴史的物が発見されています。

 

33.四川省ジャイアントパンダ保護区

 

 ジャイアントパンダは日本でも人気が高い動物ですが、

 現在のジャイアントパンダの数は約1600頭と少なく、

 IUCNの絶滅危惧種に指定されています。

 そんなジャイアントパンダの保護活動をしているのが、

 世界遺産四川省ジャイアントパンダ保護区です。

 面積9245k㎡の大きさでパンダにとっては楽園の環境で、

 保護や繁殖活動をしています。

 

 

 

その12に続きます!

中国世界遺産の旅55 その10

中国世界遺産の旅55 その10

 

現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。

今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!

 

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28.雲崗石窟

 

 雲崗石窟中華人民共和国山西省省都大同市の中心から西へ16キロ、

 武周山の南麓に位置する石窟寺院で、主要洞窟は45あります。

 主要洞窟の中にある石仏は5万1000体ほどあり、最大のもので17メートル、

 最小はわずか数センチほどの石仏です。

 また、甘粛省敦煌莫高窟河南省洛陽の竜門石窟と並んで

 「中国3大石窟群」と呼ばれています。

 

29.雲南三江併流保護地域

 

 三江併流地域はインド亜ユーラシア大陸の衝突によって

 生まれた巨大な摺曲地帯です。

 三江地域で併流する3つの川は、最終的に、それぞれ、

 東シナ海南シナ海、インド洋に繋がっています。

 

 また世界の動物の25%がが存在していると言われています。

 

30.高句麗前期の都城と古墳

 

 高句麗前期の都城と古墳は紀元前後の時期に、

 中国から朝鮮半島一帯を支配する大国でしたが、

 高句麗が滅亡したのは、都が現北朝鮮平壌の時でした。

 なので、高句麗前期の都城と古墳は中国の世界遺産として登録されており、

 高句麗「後期」の都城と古墳は北朝鮮世界遺産として登録されいます。

 結果として、同じ場所なのに二つの国で世界遺産登録をされています。

 

 

 

その11に続きます!

中国世界遺産の旅55 その9

中国世界遺産の旅55 その9

 

現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。

今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!

 

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25.青城山と都江堰

 

 青城山は中華人民共和国四川省都江堰にある、山地です。

 青城山の主峰の老霄頂は海抜 1,600 mで。森林は四季を通して青々とし、

 環状に連なる峰々(三十六峰)は城郭のように見えるため、

 青城山の名があります。

 

 都江堰は中華人民共和国四川省都江堰西部の岷山にある古代の水利施設です。

 紀元前3世紀に洪水に悩む人によって作られました。

 

26.安徽南部の古村落-西逓と宏村

 

 西逓の胡氏は1465年にに商売を始めて成功し、

 土木、建築、修祠、道路整備、架橋などを行いました。

 そして17世紀中ごろ、胡氏から官僚が出たため、さらに発展しました。

 18世紀から19世紀にかけて、600もの豪邸が作られました。

 

 宏村は明清代の歴史建築が数多く残る村落で、

 家々をめぐる水路が完全な姿で残っており、

 村内には清時代の建物が140ほど現存しています。

  

27.龍門石窟

 

 龍門石窟中華人民共和国河南省洛陽市にある石窟寺院です。

 北魏の孝文帝時代(471-499年)に掘削が始められて、

 400年以上をかけて完成させました。

 高さ17mのものから2㎝の像まで、10万体余りの仏像が保存されています。

 また甘粛省敦煌莫高窟山西省の雲岡石窟とともに、

 中国三大石造芸術の宝庫に数えられています。

 

 

 

その10に続きます!

中国世界遺産の旅55 その8

中国世界遺産の旅55 その8

 

現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。

今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!

 

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22.武夷山

 

 武夷山は中国・福建省にある黄崗山を中心とする山系の総称です。

 武夷山は年間350万人が訪れる人気スポットです!

 450種以上の脊髄動物 、5000種以上の昆虫、2500種以上の

 植物が現在までに確認されているいて、武夷山の烏龍茶は

 香りがいいと評判だそうです。

 

23.大足石刻

 

 大足石刻中国重慶市大足区にある仏教石窟です。

 大足石刻では、9世紀から13世紀頃までの大乗仏教の石仏が

 岩の壁に彫刻されています。

 また仏教石窟のためほとんどが仏教に関する石仏ですが、

 道教の神々の像も彫刻されています。

 中でも有名なのが、宝頂山にある仏陀の入滅を描いた

 釈迦涅槃像と金箔が貼られている千手観音菩薩が有名です。

  

24.明・清王朝の皇帝墓群

 

 明・清王朝の皇帝墓群は中国の古代王朝である明と清ならびに、

 清の前身後金の25人の皇帝の陵墓を含む陵墓の総称です。

 風水の理論によって、入念に土地を選び、

 数多くの建築物を巧みに地下に配置されて、

 

 明孝陵、明十三陵、盛京三陵、清東陵、清西陵を含めて、

 主な建物は完全な状態で保存されていて、

 当時の姿を綺麗な状態で残っている陵墓です。

 

 

 

その9に続きます!

中国世界遺産の旅55 その7

中国世界遺産の旅55 その7

 

現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。

今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!

 

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19.平遥古城

 

 平遥古城は明代から清代末期まで晋商とよばれる山西商人の拠点でした。

 平遥古城は明清時期に各地に築かれた県城の原型がよく保存されており、

 現代的にみても、古建築の保存状態が良く、

 中国でも最も整っているもののひとつです。

 また、古城内に学校、工場、病院なども備わっており現代においても

 旧市街だけで都市機能を有している珍しい都市となっています。

 

20.頤和園

 

 頤和園は、中華人民共和国北京市海淀区に位置する庭園公園です。

 中国の歴代皇帝により整備されて、面積は297haは広大です。

 園地の大部分を占める人工湖昆明湖」と高さ60mの人工山「万寿山」が特徴である。

 1153年宮廷で使用する水源を確保すると共に水運のための貯水池としていましたが、

 1953年になると頤和園は公園となり一般開放されました

 

21.天壇

 

 天壇は、中華人民共和国北京市東城区に位置する史跡で、

 明朝から清朝にかけて、皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な施設です。

 大きさは敷地面積は約273haとです。

 祈年殿は故宮と並ぶ北京のシンボルと言われています。

 

 

 

その8に続きます!