中国世界遺産の旅55 その3
中国世界遺産の旅55 その3
現在世界で一番世界遺産の国別登録ランキングがイタリアと並んで1位の中国。
今回はそんな中国の55の世界遺産を紹介していきたいと思います!
7.黄山
黄山は国古代王朝の祖とされ、道教や医学など様々な文化の始祖ともいわれる
神話伝説上の帝王、
黄帝が不老不死の霊薬を飲み仙人となったと伝えられている山が、
中国では「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」
というセリフがあり、数多くの文人が訪れます。
8.九寨溝
九寨溝は石灰岩質の岷山山脈の、標高3400mから2000mに
大小100以上の沼が連なるカルスト地形の淡水の湖水地帯です。
谷はY字状に分岐していて、岷山山脈から流れ出た水が
滝を作り棚田状に湖沼が連なります。
水は透明度が高く、山脈から流れ込んできた石灰岩の成分が沼底に沈殿し、
日中には青、夕方にはオレンジなど独特の色を放ち幻想的です。
9.黄龍風景区
黄龍風景区は岷山山脈の一部である玉翠山の山頂から北に向かって
伸びる全長7.5kmの峡谷で、世界有数のカルスト地形です。
新世代第四紀に隆起した石灰岩層が氷河に侵食されて巨大な峡谷となり、
そこに石灰分の豊富な水が流れ続けた結果、石灰華の沈殿した
エメラルドグリーンの綺麗な石灰華段をはじめ、
黄金色に輝く石灰華の層、そして石灰華の滝や谷が形成されました!
またジャイアントパンダの生息地でもあります。
その4に続きます!