世界遺産 ピラミッド

世界遺産 ピラミッド

 

世界遺産に登録されているピラミッド。

現代になってもいまだ謎が多く、観光地としても有名です。

今回はそんなピラミッドの歴史を紹介したいと思います!

 

ピラミッドの歴史

 

ピラミッドは今から4500年前にエジプトで建てられました。

ピラミッドが作られた目的としてもっとも有名なのが、「王墓説」と言われています。

ですが、肝心のミイラがほとんど見つかっていないことや、

別の場所で王の墓が見つかっていることなどから、この説を否定する意見もあります。

もうひとつ、ナイル川の氾濫によって農作業ができなくなったため、

農民を労働力として用い給料を支払うことで救済した

「救済土木事業説」という説もあります。

ヘロドトスの『歴史』には、奴隷を酷使して無理やり作らされていたという

記述もありましたが、実際の作業員たちは家族で暮らし、

報酬をもらい、パンやビールを口にしていたことがわかっています。

勤怠管理はしっかりしていて、たとえば家族のミイラ作りを理由に休日を取得する、

いわゆる慶弔休暇もありました。なかには二日酔いで休んだ人もいるそうです。

そのほかピラミッドが造られた目的としては、「日時計説」「穀物倉庫説」

「天体観測施設説」などさまざまな機能をもつ建造物だといわれていました。

どれも詳しいことは明らかになっていませんが、

 

葬礼と何らかの関係があるのはほぼ間違いないだろうとされています。

 

ピラミッドの建設

 

ピラミッドは、元々の高さが146.59m、底辺が230.37mという大きさで、

重さ2.5tもある巨石を約280万個積み上げて築造されています。

想像しづらいですが、これは東京ドームの2.5倍以上の大きさです。

約20年間で作られたことがわかっていて、これほどの規模の建造物を、

短期間でどのようにして完成させることができたのか、

その建設法を巡ってさまざまな説が議論されています。

その石積みの技術は非常に高度なもので、底辺の長さの誤差は20cm、

東西南北に垂直に交わっている四辺の誤差は100分の5度しかありません。

1311年にイギリスでリンカン大聖堂が建てられるまで、世界でもっとも高い建造物でした。

建設に関わった人数は推定2万人とされています。

 

なぜここまで大きなものを作ったのかや作り方など全てにおいて、

謎が多いピラミッド。

今後研究が進み、謎が解決するのを待つばかりです。

 

ピラミッド観光

 

そんなピラミッドですが、スフィンクスなどが芸術的にも評価されており、

観光地としても人気です。

ピラミッドはエジプトの首都カイロから車で約1時間ほどで行くことができます。

また日本人ガイド付きツアーなどもあるので、そちらを利用すると、

安心安全で行くことができます!

 

ということで今回は、ピラミッドの歴史などをまとめてみました。

興味があるなら是非行ってみてください!!